質問のすすめ
今回は勉強に苦手意識がある人には特に意識してもらいたい、『質問』について話していこうと思います。
皆さんは勉強していてわからない部分があったらどうしていますか?
これについて改めて考えてみると、わからないまま放置している場合が多いと思います。
自分もかなりわからないところはそのままにしてきました。
しかしこれは本当にやめた方がいいです。
わからないまま放置したところって意外と本番で出て、試験中に後悔することがあります。
ではわからない部分があったらどうすればいいのか?
一番簡単なのは先生に質問しに行くことです。
授業中の内容ならなおさら先生に質問しに行くのがいいでしょう。
ただわからないまま放置してしまう人って、性格的に先生に質問に行ったりするのを躊躇ってしまう人が多いと思います。
自分も高校生まではそのタイプだったのでわかります。
大学生になってからはそこそこ質問したりするようにはなりましたが、今でも教授に質問しに行くのにかなりの覚悟が必要なくらい気弱です笑
このように質問を躊躇ってしまう人は「こんなこと質問したら、変な風に思われてしまうのではないか?」などと考えてしまう人が多いと思います。
しかし実際そんな風に思う先生は少ないです。
いないとは言い切れないですが、自分の場合は自分では変なこと質問してると思っていても、先生はちゃんと質問に対して答えてくれました。
先生に質問するのは、最初は緊張するかもしれないですが、一回質問してみると意外と丁寧に答えてくれます。
普段の授業は愛想が悪くて、怖いイメージのある先生が意外と個別で質問しに行くと、丁寧に答えてくれたりします笑
なので一度でいいので勇気を出して質問しに行ってみることをおすすめします!
どうしても先生に質問しに行きづらいという人は、勉強が得意な友達でもいいので質問してみましょう。
その友達がわからなかったら、その友達が先生に質問しに行ってくれたりすることもあるので、友達に質問するのもアリだと思います。
友達にも質問しに行くことができないという人は、ネットで検索したり、わかりやすい参考書を購入しましょう!
質問をすることも大事ですが、自分の力であの手この手を使って解決するのも、将来必要になってくる能力だと思います。
なので質問せずに自分で解決するということも良いと思います。
ただやはり社会人になったりすると、自己解決能力も必要ですが、わかる人にすぐに質問できる能力も重要になってきます。
その時のために、人に質問できるようになっておいた方が絶対いいです。
むしろ人に質問できない人は将来損するかもしれないので、今から慣れておいた方がいいでしょう。
今回はこれで以上です。
受験生がしなければならないこと~体調管理~
今回は受験生がしなければならない体調管理について書いていこうと思います。
受験生にとって体調管理はとても重要です。
体調は勉強の質と密接に関わっていると思います。
体調が良ければ質の高い勉強ができます。
逆に体調が良くなければ勉強の質が悪くなってしまいます。
ここで体調が悪いなら素直に寝た方がいいのに全然勉強が進まなかったからと言って、更に睡眠時間を削って勉強を続けようとする人がたまにいますが、それは絶対にやめましょう。
質がどんどん悪くなっていく一方です。
致し方無い持病などではなく、単純に寝不足などで慢性的に体調が悪い、万全ではない人は生活習慣を見直した方がいいと思います。
また体調管理で一番効果的なのがやはり手洗いうがいを徹底することとしっかり睡眠をとることだと思います。
自分も大学生になってから40度の熱を一度出してしまいましたが、その時もきちんと手洗いうがいをしておけばよかったと思いながら苦しんでました。
受験生は熱などで学校を休むことになると授業が出れなかったりすることでの焦りなどが出てきて、精神的にも辛くなるので体調管理はしっかりしましょう。
短いですが、今回はこれで以上です。
自分も大学で授業が始まりまた忙しい日々を迎えますが、みなさんも一緒に頑張りましょう。
化学基礎問題精講
今回紹介する参考書は
『化学基礎問題精講』
です。
それでは簡単に紹介していこうと思います。
レベル
レベルはタイトル通り基礎問題がほとんどです。
たまにやや標準レベルの問題もありますが、頻出問題や重要問題なのでやった方がいいです。
講義系の参考書を一緒にそろえれば完全な初学者でも進めていけると思います。
自分はこの参考書を受験生の時には使わなかった(存在を知りませんでした)ですが、もう一度高校生に戻って受験勉強するならぜひ使いたいと思いました。
それくらい全体的にレベルがいい感じにまとまっていると思います。
網羅度
網羅度はまあ悪くないと思います。基礎的な問題は一通り入っているので基礎を学ぶには市販されている参考書では個人的に一番やりやすいものだと思います。
問題数も多すぎず少なすぎずですが、とてもまとまっていて何回も解けば相当な実力がつく参考書だと思います。
ただこれだけでは受験は戦えないので、同じシリーズの『化学標準問題精講』などもこの参考書をやり終えた後にやった方がいいと思います。
解説
解説はとても詳しいので化学が苦手な人でもやりやすいと思います。問題の解説以外にも重要なポイントが書かれていたりもするので、化学が苦手な人にはとてもやさしい参考書だと思います。
本当に化学が苦手な人にはおすすめしたい参考書です。
今回はこれで以上です。
化学が苦手な人は重要問題集は買わずにこの参考書を買った方がいいと思います。
重要問題集はこの問題集を終えてからでも十分ですので、まずはこの参考書をオススメします。
生物のおすすめの勉強法
今回は生物のおすすめの勉強法を紹介していこうと思います。
以前も1度生物の勉強法を紹介しましたが、改訂版としてまた紹介していこうと思います。
自分は勉強法をどんどんアップデートしていくタイプの人間なので、今後も何回かこのような改訂版が出るかもしれませんが、ご了承ください。
まず難関大の生物の問題を解くには、知識を覚えてその知識を自分で使いこなせるようになる必要があります。
つまり生物は暗記だけではいけないということです。
生物は他の理科科目よりたしかに用語や知識を暗記する割合が大きいですが、暗記すればいいというわけではありません。
もちろん受ける大学のレベルによっては暗記だけでなんとかなる場合もありますが、今回は難関大の生物が解けるようにするための勉強法を紹介していこうと思います。
とは言っても生物をできるようになるのに必要なことはざっくりまとめるとこんな感じだと思います。
①基本知識のインプット
②基本問題を解けるようにする
③応用問題を解けるようにする
ここで言う基本問題とは用語問題や思考力がほとんど問われない論述問題を指していると思ってください。
応用問題は思考力が必要とされる論述問題、実験考察問題と捉えてください。
ではこれらを詳しく説明していこうと思います。
①基本知識のインプット
まずは基本知識をインプットすることから始めましょう。
この時に使うのは教科書と学校で配布される問題集で基本的に大丈夫だと思います。
ただ教科書だけではわかりずらい部分や出版社によっては書いてない内容がたまにあったりするので、詳しめの参考書を買っておいた方がいいです。
おすすめなのは「大森徹の最強講義117講 生物」です。
理由は単純に知識量が多いのと、問題演習の時に使う問題集としておすすめな「大森徹の最強問題集159問 生物」と一緒に使いやすいからです。
具体的なやり方としてはまず教科書を読んで、知識をインプットしていきます。
この時よくわからないと思ったものは大森徹の最強講義で確認していってください。
また最強講義を読んでもよくわからなかったものは、あまり深く理解しようとせずそのまま暗記してしまいましょう。
すべてを完璧に理解しようとすると大学の知識などが必要となってくるものもあるので、深く追い求めすぎないように注意してください。
知識をある程度インプットしたら、学校で配布された問題集の用語問題や基本問題でアウトプットしていきましょう。
知識はアウトプットを効率よく行うことで定着していくのでアウトプットを怠らないようにしましょう。
インプットとアウトプットの割合は4:6くらいがいいかなと思います。
慣れてくれば3:7くらいでも余裕だと思います。
知識のインプットの仕方、暗記の仕方を知りたい人は以前に暗記の仕方をまとめたものがあるので、そちらを確認してみてください。
簡単にまとめると知識のインプットは
教科書 → 用語問題 → 教科書 → 用語問題 → …
みたいな感じです。
②基本問題を解けるようにする
知識のインプットが終わったら、問題集の基本問題を使って問題演習をしてきます。
ここでの問題集は学校で配布されたものでも大丈夫ですし、市販の使いやすいものでもいいです。
自分的には学校で配布されたものでも十分だと思いますが、学校配布のものは解説が少ないものが多いので、それが嫌な人は「基礎問題精講」などの基本問題で大丈夫だと思います。
正直、これだけです。
問題を解いたらわからなかった部分を確認して、なぜできなかったのかなどを分析してください。
覚えていたはずの知識が抜けていて間違えたのならその知識を覚え直して、知らない知識があれば最強講義などで確認したり、調べたりして知識量を更に増やしていきましょ。
問題演習の時に心がけて欲しいのは分析です。
なぜできなかったのかを考えた方がいいと思います。
成績がなかなか伸びないと感じている人こそきちんと分析した方がいいと思います。
勉強できる人は無意識ながらもこのようなことをやっている人が多いと思います。
分析というと難しく聞こえますが、要はできた問題とできなかった問題を区別して、原因を考えることです。
やみくもに問題を解き続けるだけでは伸びないと思います。
基本問題を解く段階でこのこと意識しておけば、応用問題のときに壁にぶつかっても乗り越えられると思います。
むしろ応用問題のときにこれが大事になってくると思います。
基本問題の知識を応用問題にも使える形で蓄えておかなければいけません。
生物はここが大変だと思います。
しかし逆にここができてしまえば、後は応用問題の量をこなせばかなり成績が伸びると思います。
また応用問題で使える知識を意識するなら、なんでもかんでも語呂で覚えるのは良くないと思います。
語呂だけで覚えて理解が薄いと応用問題では使い物にならないこともあります。
苦手分野や基本問題だけ取れればいいという人は語呂をどんどん使ってもいいですが、レベルの高いところを目指すなら、語呂に頼りすぎるのは控えた方がいいと思います。
③応用問題を解けるようにする
ついに応用問題の段階に入ります。
この段階では、学校配布の問題集の難しめの問題の部分や「理系標準問題集」や「大森徹の最強問題集」を使うといいと思います。
志望校のレベルに合わせて問題集を使うといいと思います。
「大森徹の最強問題集」の方が「理系標準問題集」より難しいと思います。
具体的なやり方は②のところで紹介したのと同じです。
ここで生物の論述問題で分析を行う上でのコツを紹介しておこうと思います。
・キーワードが書けているか
・生物学的に文章が合っているか
・実験考察の場合どこの文から何を読み取ればいいのか
これらが重要になってくると思います。
また応用問題の段階では基本問題に比べて、実験考察が増え、論述問題の文字数も多くなってきます。
同時に問題文も長くなり、問題文から読み取っていく国語力のような力も必要になってきます。
とはいっても応用問題を解くときに土台となるのはやはり基本問題の知識です。
基本がしっかり身についていれば最初は難しく感じるかもしれませんが、数をこなすことでだんだん慣れていきます。
生物の応用問題は数をこなすことも重要だと思います。
1冊の問題集に載っている応用問題の数はあまり多くないので、応用問題の部分だけでも2.3冊の問題集をこなせるならこなした方がいいと思います。
逆に基本問題をどれだけ高い質で行えたかで、応用問題に入った時に成績の伸びに差が出てくると思います。
~まとめ~
インプットするときはアウトプットも意識する
生物は基本問題の知識を応用問題に使えるように蓄えていくのが難しい
→基本問題の段階でより高い質を
応用問題は数をこなして慣れることも必要
今回はこれで以上です。
またどんどん勉強してよりよい勉強法が見つかれば、改訂していくと思います!
おまけ
自分が主に使っていた問題集
学校配布のリードα → 理系標準問題集 → 大森徹の最強問題集
講義系参考書は 大森徹の最強講義
基礎問題精講も買いましたが、自分的には微妙でした。
偏差値30から東大に入れるのか
今回はよく塾などの広告で見る『偏差値○○から東大に現役合格!』みたいなことが本当にあり得るのか自分なりに話していこうと思います。
初めに言っておきますが、このような広告を出している企業や個人を批判するつもりはありませんのでご安心ください。
まずこの偏差値がどの時点での偏差値だったのかが一つのポイントになると思います。ここでは偏差値○○を偏差値30として話していこうと思います。
例えばこれが高校1年生のときのものだとしたら、この人は少なくとも2年間で必死に努力して受かったことになります。これだと全然あり得るレベルだと思います。
ここで、この広告を見て偏差値30の高校3年生がこの塾に入ったとすると単純に東大現役合格するためには広告の例の人の2倍頑張らなくてならなくなります。
これはさすがに厳しいかなと自分的には思います。
なのでこのような広告に惹かれたときは塾の説明に聞きに行ったときに広告の例がいつの偏差値だったかを聞いた方がいいと思います。それを踏まえて自分でその塾に入るかを判断しましょう。
次にその偏差値が何の偏差値であったかです。
模試を受けたことがある人はわかると思いますが、模試結果には「校内偏差値」と「全国偏差値」の少なくとも2つ書いてあると思います。
ここで広告の偏差値が「校内偏差値」であり、かなりの名門校に通っていた人なら「全国偏差値」なら普通なのに「校内偏差値」で見たらかなり低くなってしまうこともよく起こります。
自分も英語の偏差値が「全国偏差値」ではそこそこなのに「校内偏差値」で見たら40代のときが多々ありました。
名門校でも「校内偏差値」が30であればなかなか成績が悪い人に限られますが、地頭がかなり良い可能性があるので「全国偏差値」が30の人が広告を信用しきってしまうと、元々のスタートラインが違う可能性があるので、この点も塾の説明会などで聞いておいた方がいいと思います。
たしかに広告は偏差値30と書いてあり嘘は言っていないので、悪いことではないですし、広告の例の人を批判するのも間違ってます。
元の偏差値がどれだけであっても東大に入ることは素晴らしいと思うし、その努力はすごいことだと思います。
ただ自分の人生を決めるときには決して情報弱者にならないようにした方がいいです。
なので塾に入るときはきちんと下調べをした方がいいでしょう。
結論を言ってしまうと、偏差値30の人でも東大に入れると思います。
ただかなりの努力が必要になってくると思います。これは変わらないと思います。
それと今の時代は情報弱者にはならないようにしましょう。
今回はこれで以上です。
自分が行っている暗記法について②
今回は「自分が行っている暗記法について①」の続きとして、さらに暗記法を紹介していこうと思います。
暗記だけに限らず、いろんな勉強に共通して使える勉強法もあるので参考にしてみてください。
音楽を聴きながら暗記をしない
音楽を聴きながら勉強をすることは勉強効率を下げると言われています。
なので暗記に限らず、勉強するときは音楽を聴かずできるだけ静かな場所で勉強するといいです。
音楽を聴きながら勉強すると捗っている気がしますが、実際は音楽を聴くことでモチベーションが上がっているだけらしいです。
もちろんそれも良いことだと思いますが、単純に勉強効率を考えた時には音楽は聴かない方がいいということです。
音楽聴きながらじゃないと勉強が長続きしないというなら、効率が下がってしまうことを一旦無視して音楽を聴きながら勉強するのは、自分はアリだと思っています。
ただ勉強中に自然音を聴くことは良いとされています。緊張がほぐれたりする効果があるので、こだわりがあまりなく音楽を聴くとしたら自然音をおすすめします。
多くの感覚を使って覚える
これは何かを覚えるときに見るだけではなく、書いたり、声に出したりするということです。
何かを覚える時は体を動かしながら覚えることを意識した方がいいでしょう。口を動かして音読したり、手を動かして書いてみたり、ジェスチャーを使ってみたりなど工夫次第ではいろんな方法があると思います。
自分が勉強していることを実況したり、質問したりしながら勉強していくのもいいと思います。自習室や人が周りにいる場所ではできないという欠点もありますが、自分の部屋で勉強する分には問題ないと思います。
自分の部屋だと集中力が続かない人が多いかと思いますが、この方法は割と楽しいので続きやすいと思います。
具体的な方法は人それぞれ工夫できると思うので、とにかく手や口を動かしたり、自分の声を自分の耳で聴くことを増やすといいと思います。
inputは午前から昼過ぎまでで行う
人がinputを行うのに適しているのは午前中から昼過ぎくらいだと言われています。
もちろん人によって朝型の人と夜型の人がいるので、絶対とは言えませんが基本的に暗記は午前中~昼過ぎの間に行うといいです。
その日にinputしたものをその日の午後にoutputしていくのがとてもいいかと思います。
このような習慣を身に付けることで1日の内いつ何をすればいいのか迷うことが少なくなり、より勉強に集中できるようになると思います。
勉強は一種の習慣みたいなものにできるようになると勉強がそこまで苦にならなくなると思います。
習慣にするまでがなかなか辛いですが、世の中で成功している人は社会人になってからも自ら勉強し続けている人ばかりだと思うので、単なる受験勉強としてではなく、もっと長期的なメリットを考えて勉強するといいと思います。
優先順位をつける
暗記するときに今何を暗記するべきなのか、明確にしてから勉強した方がいいです。
例えば、英単語を暗記するときセンターレベルの英単語を覚えられていないのに、最難関レベルの英単語を覚えるのは間違っています。
自分の現在地や自分の目標、そこまでの距離をきちんと理解して勉強に取り掛かることが重要です。
自分ではなかなかわからないという人は、学校の先生にアドバイスを求めるのもいいと思います。
いずれは自分で優先順位が付けられるようにならなければ意味がありませんが、学校の先生などを頼るのも大事なことです。使えるものはなんでも使った方がいいです。
複数の方法を用いる
自分は集中力が続かない方なので、いかに自分を飽きさせないかを割と気にしながら勉強をしています。
その結果たどり着いたのが、いくつもの勉強法を使うことでした。
もちろん軸・メインにしている勉強法はあります(自分の場合は自分で問題を作って、それを解きまくること)が、それだけでは飽きが来てしまうので適度に勉強法を変えながらやっています。
これの良い点は飽きっぽさを対処できることと、自分で常に工夫しながら勉強していくので、いろんな力や考え方が身につくことだと思ってます。
ひたすらいろんな勉強法を試してみるものいいですが、自分の場合は重視しているポイントがあり、それは思い出す過程が含まれているかどうかです。
何度か言っていますが、人が何かを強く記憶するのはそのことを思い出したときときだと言われています。
なので自分はこのポイントをかなり意識していろんな勉強法を日々考えています。もちろんボツになった勉強法もあります。
自分で一から勉強法を考えるのもいいですが、勉強法の本やネットでいろいろ調べてそれを実践してもいいと思います。自分も最初はそのやり方でやっていましたし、今も時々本などを読んでいます。
これで暗記法の話は終わりです。自分は①の内容の方が重要視してますが、今回の内容も大事かと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
また新たに暗記法を編み出したら紹介するかもしれません。
数学のおすすめの勉強法
数学のおすすめの勉強法を紹介していこうと思います。以前にも数学の勉強法については書きましたが、今回はより詳しく、またよりよい以前のものより良い勉強法を紹介していこうと思います。
基本事項のインプット
まず数学を勉強していく上で大事なのは基本的な知識と解法のインプットになると思います。
これらを行なっていくのにおすすめの参考書は青チャートです。
青チャートは量も多く全体的には難しめの参考書ですが、今回は基本的な知識と典型問題の解法をインプットするために使います。
青チャートの各問題には難易度が5段階で表されていて、難易度が3以下の問題の解法を暗記していくことをおすすめします。
難易度が3以下の問題は入試において取らなくてはいけない問題や典型問題、基本問題となるので、しっかり身につけておきたいです。
また数学の得意不得意や自分の志望校のレベルに応じて難易度が2以下の問題に絞ったりするのはありだと思います。
旧帝大以上を狙う人は3まで確実にやっておきたいです。
ここで大切なのが問題をゴリゴリ解いていくわけではないということです。あくまで解法を覚えていくことを重視してください。
あまり時間をかけすぎないようにした方がいいと思います。受験科目は数学だけじゃないと思うので、数学だけに時間をかけすぎるのは良くないです。
使い方はざっくり言うと例題の問題の解き方を覚えていくだけです。
このときどんな問題かを確認したら解答を見てしまい、使われている公式やどんな解き方をしているか確認し、その解き方を覚えてしまいます。
その後、その解答を自分の力で解答を見ずに書けるかを確かめてください。
書けるようになっていたら次の問題に進み、書けなかったらまた解法を確認して書けるようにしましょう。
社会系の暗記科目だと思って勉強するといいでしょう。
ただ、ここで気を付けたいのが『解答の丸暗記』はしないということです。
解答を確認するときは式の意味や解き方を理解しながらやっていってください。
このポイントを注意して行わないと数学の点数は伸びていきません。
数学が苦手な人や大学受験において数学でそこまで高いレベルが要求されない人は青ではなく黄チャートや教科書でも大丈夫だと思います。
自分の高校では青チャートが配られたので、青チャートで話を進めていますがチャートの色は自分のレベルに合わせて使うのがいいと思います。
ただ教科書は解法を覚えていくことを目的として使える問題数があまり多くないので、チャートを使った方がいいと思います。
またチャートがどうしてもしんどいと思う人は基礎問題精講など少し軽めの参考書でも大丈夫だと思います。
ただチャートほどの網羅度はないので気をつけてください。
アウトプット
次は前の過程で覚えた公式・解法をアウトプットして自分で実際に応用できるようにしていきます。要するに問題演習です。
人は何かを覚えるときにはアウトプットしながらの方がいいと言われています。なのでただ公式や解法を眺めていくのではなく、実際に解きながら覚えていくことを重視してやっていきます。
ここで使う参考書は問題数がそれなりに多い問題集を使います。学校で配られる4STEPなどでも大丈夫だと思います。
自分は4STEPをやった後に主にプラチカをやっていました。
ここで使う問題集も自分の現時点でのレベルや志望校のレベルに合わせたものを使うのがいいと思います。
ここでの勉強の仕方としては単純に問題を解いていくことです。
前の段階でインプットがちゃんとできていれば式をたてるところや大雑把な方針を立てることができるようになっていると思います。
しかしいろんな解法を組み合わせたような問題も出てくるため解けない問題がおそらく出てきますが、そういう問題は解答をよく分析してどういう知識があれば解けたのかをしっかりと確認しましょう。
だいたい問題集は少なくとも3周はした方がいいと思います。一度解いた問題は2週間以内にはもう一度復習することを徹底した方がいいです。
勉強ができるようになるには復習をすることがとても重要になってきます。どの科目にも言えることですが復習は徹底してください。
また問題集の問題を解くタイミングとしてはチャートで一分野終わったら、該当する問題集の問題を解いていくといいと思います。
ここで問題演習としてチャートの類題を使っていいんじゃないかと思いますが、チャートの類題は難しめで、量も多いのであまりおすすめしません。
決してダメというわけではありませんが、学校で配られた問題集を使えば、学校の授業で問題を解いたら提出しなければならない学校もあるかもしれないのでこっちの方が都合がいいと思います。
他にも自分の志望校の過去問も解きましょう。過去問は一番最後に残しがちですが、それはあまりおすすめしないです。ここの部分についてはまた今度紹介しようと思います。
数学の勉強法については上の2つが基本となると思います。
このことを下に簡単にまとめます。
①チャートで公式・解法をインプット
②問題集でアウトプット
簡単に書くとたったこれだけ。
これを実践してもなかなか数学ができるようにならない人は次のような過ちを犯しているかもしれないので確認してみてください。
・解法をただ丸暗記している
・難しく考えすぎている
2つ目の「難しく考えすぎている」とは解法などを深く理解しようとしすぎてしまう人にみられます。数学は丸暗記は基本的にダメですが、時には「こういうものなのか」と浅い理解で進んだほうがいい時もあります。
自分的に数学を教えるにしても勉強するのしても難しく感じるのは時にこのようにしなければならない所があるからだと思います。
~番外編~
模試・試験の復習の仕方
ここでは番外編として模試や試験の復習の仕方を紹介しようと思います。
まずできなかった問題を中心にどこまでできたのか、なぜできなかったのか、どうすればできていたかを分析してください。
ここまではやっている人が多いと思いますが、さらに成績を上げるためにはこの後に、出来なかった問題をできるようにするには、今後どうしていけばいいのかの計画を立てることをおすすめします。
ここまでしている人はなかなかいないと思います。そこまで難しいことではないと思うので、ぜひ意識してやってみてください。
また間違えた問題をノートに問題と模範解答を写して、ためておくといいと思います。イメージはチャートみたいな感じで間違えた問題だけを集めて、解法も載っているオリジナルのチャートを作ってみるといいかもしれません。
模試は受験生になったら1年に何個も受けることになり、間違った問題の量はどんどんたまっていきます。間違った問題をピックアップしておかないと、なかなか復習しません。
模試などで間違った問題はいつでも復習できるような工夫をするといいと思います。
今回はこれで以上です。