青チャート
今回紹介する参考書は
『青チャート』
です。
青チャートはそれなりの進学校(自称も含む)なら買わされることが多いと思います。
フォーカスゴールドを買わされたという人もそれほど使い方は変わらないと思います。
自分は高校で青チャートを買わされて少し使っていましたが、どちらでもあまり変わりません。それよりもどうやって使っていくかの方が重要だと思います。
レベル
チャート式の場合色でレベルが分かれており、その中で青はそこそこ難しい方に入ると思います。本当に完璧にすれば東大もいけるくらいのレベルだと思います。しかしそんな中かなり基礎的な問題もあるので、幅広いレベルに対応していると思います。
また青チャートの中にも問題のレベル分けがあり、問題の上の方にコンパスのマークがついており、その数によって問題が分かれています。コンパスの数は1~5で数が多くなるほど難しくなります。
また各章の最後に演習問題がついておりこれはかなり難しいです。
網羅度
網羅度に関しては数学の参考書の中で一番だと思います。むしろ多すぎというレベルです。問題数もかなり多く、受験学年の人がすべてをこなしていくのは無理だと思います。
使い方
ここからが今回の本題ですね。上でも紹介したように青チャートは問題数も多く、難しい問題も含まれているので使い方を工夫していかなければなりません。
まず東大などを目指していたり、数学がめちゃめちゃ得意だという人以外はコンパスの数が4個・5個の問題と演習問題はやらなくてもいいと思います。また基礎ができているという人は簡単な問題を飛ばしてもいいですし、逆に基礎ができていない人はコンパスが1個・2個の問題だけでもいいです。そこは自分の実力に合わせて問題を選んでいってください。自分じゃ選べないという人は学校の先生にどこをやればいいか聞くのもいいかもしれません。
どっちにしろ基本的にはコンパスが4・5個の問題はとりあえず飛ばした方がいいと思います。4・5個の問題をやる時間があるなら他の科目をやった方がいいと思います。
またチャートを辞書のように使うやり方もあります。別の問題集を解いてわからなかった問題と似たものを探して解法を確認していくという方法です。自分は主にこの使い方をしていました。解法を確認して解き方を理解したら、問題集の解説のところにチャートの何ページに似たような問題があったのかをメモしておくと復習がしやすいです。
今回はこれで以上です。チャートは使い方を間違えないようにしましょう。