現役理系大学生が教える勉強法

理系の自分の経験などをもとに勉強法を発信していこうと思います。

数学Ⅲ 最高の演習90

今回紹介する参考書は

 

数学Ⅲ 最高の演習90

 

です。

 

この参考書はこのまえ書店で見かけて中身を見てみたところ良いと思ったので紹介していこうと思います。自分が受験期の時にはおそらく出版されていなかった参考書でかなり新しい参考書だと思います。

なので自分が実際に受験期に使っていたというわけではありません。ですが、受験期にこの参考書があれば使っていたと思います。

それでは紹介していこうと思います。

 

 

 

レベル

レベルは標準以上の入試で頻繁に出題されるような典型問題を集めた参考書だと思います。

 

標準以上なので基礎が身についていない人には少々厳しいと思います。

 

基礎ができていない人は基礎問題が多く収録されている問題集を一つ間に挟んだ方がいいと思います。

 

主に二次試験などに向けた演習段階で使用するような問題集となるでしょう。

 

 

 

解説

解説は詳しい部類に入ると思います。

 

模範解答の横にここはどういう計算や公式を使っているのか、書かれている部分もあるのでわかりやすいと思います。

 

記述も省きすぎず細かすぎず、この問題集で演習をしていける人にとって使いやすい解説だと思います。

 

レイアウトも適度に余白があり、自分にとってとても見やすいと思いました。

 

 

 

網羅度

問題は全部で90問で、標準レベルの問題における網羅度は良いと思います。

 

典型問題がしっかり収録されているので入試対策にも十分だと思います。

 

ただ基礎的な問題は収録されていないので数Ⅲ全体の網羅度では考えないでください。

 

標準レベルの問題だけでかつ数学Ⅲだけの問題集はあまりないのでこの問題集はとても貴重な存在だと思います。

 

自分的には複素数の問題が他の問題集より多く収録されている気がしました。

 

自分の時は複素数の演習が多くできる問題集が多くなかったので、少しうらやましくなりました。

 

 

 

自分の場合ⅠA・ⅡBはプラチカを使ってやっていたので数学Ⅲだけ収録されていてかつ標準問題が多い問題集が受験生の時あればいいなと思っていたので、この問題集がもっと早く出版されていれば良かったと思いました。

 

またこのシリーズのⅠA・ⅡB用の問題集があるので、そちらもセットで使うのが良さそうです。

 

 

 

今回はこれで以上です。もう少しで夏休みの人も多いと思います。

 

夏休みは勉強時間がいつもより多く取れる分、だらけることのできる時間も多くなるのでメリハリをつけて過ごしていけるようにしましょう。