現役理系大学生が教える勉強法

理系の自分の経験などをもとに勉強法を発信していこうと思います。

リードα生物基礎+生物

今回紹介する参考書は

 

リードα生物基礎+生物

 

です。

この参考書は恐らく学校で配布される参考書だと思います。自分もこの参考書を買わされました。『セミナー生物』を買わされている人もいると思いますが、だいたい同じような問題集になっていると思うので、参考にしてみてください。

セミナーも含めてこの問題集を解答付きで買うとしたら、メルカリや古本などでしか手に入らないと思います。出版社の方でも販売しているものもありますが、解答がついてなかったりします。しかし、正直そこまでして買わなければならない問題集ではないので安心してください。代わりのもっと良い市販されている問題集はあります。

ただ今回は学校で買わされた問題集をせっかくだから紹介していこうと思います。自分も多少使っていたので、どう使っていたかも紹介していきます。

 

網羅度

学校で配布されるものだけあって、網羅度はきちんとしていると思います。ただこの網羅度はあくまで基礎的な問題の網羅度で難関大の二次試験を乗り切るための応用問題の網羅度は高くはないので、難関大を目指す人はやはり演習用に最低もう1冊は別の問題集を買った方がいいと思います。

センターだけの人や生物がそこまで難しくない大学を受ける人はこの1冊だけを仕上げて、後はセンター演習や過去問演習でいいと思います。

 

レベル

リードαの場合A~D問題があり、D問題が応用問題でした。A、B問題は語句の確認レベルの本当に基礎的な問題が多く、C問題が基礎~標準レベルくらいでした。

ここでもやはり解く問題を自分の実力を考えて選んでいった方がいいと思います。ある程度語句を覚えているならC問題からでも大丈夫だと思います。

 

解説

学校で配布される問題集の解説は基本的にあまり詳しくないです。生物は知識問題が多いので、解説が詳しくなくてもなんとかなりますが、応用問題の記述などは解説が必要となってくると思います。リードαもD問題では記述が難しくなってくるので、この解説の詳しさではちょっと辛いかなと思うので、D問題までやるのは個人的におすすめしません。他の科目などに余裕があったりするなら別ですが。

 

自分の使い方

自分はC問題だけを解いていました。語句は教科書などを読んで覚えていたので、C問題から解いていました。やはり解説が物足りない部分があったので、教科書や参考書を確認しながらやっていたので少し大変でした。この作業も重要ではあると思いますが、時間が限られている受験生にとっては厳しさを感じます。

ただ、すごく良いと思った点が各章のC問題の最後に論述問題がまとめてあってそれはすごく良いと思いました。

 

『リードα』の紹介はこれで以上です。やはり解説が物足りない部分があるので、合わないと思ったら他の市販されている問題集を使った方がいいかもしれませんね。