現役理系大学生が教える勉強法

理系の自分の経験などをもとに勉強法を発信していこうと思います。

生物の勉強法

 理系の人は基本的に化学と物理を選択する人が多く、生物を選択する理系受験者はあまり多くないと思います。また、市販されている参考書も化学などより少なく、実際の入試でも生物で点数は稼ぎづらいと言われています。

 しかし、計算問題は多くはないので計算ミスなどはないのできちんと知識や考え方を身に付ければ生物で点数を稼ぐことは可能だと思います‼

 

必要なもの

①教科書:やはり入試対策は教科書が基本、メインだと思います。

②詳しめの厚い参考書:生物は教科書によっては載っていない用語などもあったりします。そのため、詳しめの参考書で持っている教科書に載っていない用語が問題で出てきたら、それで調べて知識を入れていきます。(初めから最後まで読んで内容を覚えるものではない。それはとても効率が悪い)

③問題集:問題を解きながら用語などを覚えていくことも重要。

④資料集:カラーの図でより覚えやすくなる。学校で配布されるもので十分。(必須というわけではない。詳しめの参考書でも十分な間に合う)

 

進め方

 現役の人ですべての範囲が終わっていない人は、授業の進度に合わせて分野ごとに進めていくのが良い。履修範囲が全て終わっており、本格的に受験に向けて勉強する人はすべての分野を均等に進めていってもよい。実際の入試はいろんな分野から大問が4問程度から構成されているので、より実践に近い練習ができ内容も忘れにくい。(自分は均等にやっていた)もちろん、自分の実力や苦手分野などに応じて変えても良い。

 抜けていた知識や教科書に載っていなかった知識などは教科書に書き込んでしまった方がいい。情報を一か所に集中させた方が復習やテスト直前に見直しがしやすい。また、問題集の解説が不十分であれば、解説に自分がわかるように補足情報を書いておく。

 そして、参考書は3周はする‼

 

おすすめの詳しめの参考書

 詳しめの参考書でおすすめなものは

①大森徹の最強講義117講

②生物合格77講

 この二つはかなり詳しいのでおすすめ‼(自分は①を使ってました)正直どちらでも大差はないと思います。

 

おすすめの問題集

 問題集は基本的に解説が詳しいものの方がいいです。また、実際に中身を見てレイアウトなど自分に合うものを選ぶといいです。(問題集によって文字の大きさが違っていたりするので)それと、アマゾンのレビューなどをあまり鵜呑みにしないこと!物の感じ方は人それぞれなので万人が賛同するような物はありません。それより一つの問題集をしっかりやりきる方が大事です‼

①学校で配布されたもの:網羅度は他の問題集より上かもしれない(志望校のレベルにもやるが…)ただし、解説が不十分なものが多い。

②生物基礎問精講:いろんな人が進めてる問題集。自分には良さがわからなかった…解説があまり詳しくないように感じたがレベル的には悪くない。

③理系標準問題集:駿台から出てる問題集。自分は主にこれを何周もした。アマゾンのレビューは自分が見たときはあまり良くなかったが、普通に力が付く問題集。

④生物重要問題集:化学で有名なものの生物版。少し内容は難しめだと思うので、難関大で生物で点数を稼ぎたい人にはいいかもしれない。

 

 生物があまり得意ではない人には学校配布のものと理系標準問題集がおすすめ‼理系標準問題集は問題がAとBに分かれているのでA問題からやっていくといいです。

 このほかにも、CanPass(駿台)や難しめの問題集であれば、標問や大森徹の最強問題集などがあるので実際に自分で中身を見てみてから買った方がいいです‼

 

 今回の生物の勉強法はこれで以上です‼