現役理系大学生が教える勉強法

理系の自分の経験などをもとに勉強法を発信していこうと思います。

センター現代文の勉強法

 センターの国語は時間が足りなくなることが多い。現代文に時間がかかってしまうこともその一つの原因だと思う。今回はそれを乗り越えれる勉強法を紹介します。

 

センター現代文の問題の作られ方

 センター現代文の問いは基本的に意味段落一つにつき一つの傍線部があり、一つの問題が作られている。意味段落とは「内容や意味に応じて分けられたまとまりで、一つ以上の形式段落(いわゆる段落)からなるもの。つまり傍線部の問いはその傍線部が含まれる意味段落内に答えがあるということである。これがわかっていれば、必要以上に文を読むことを防ぐことができる。

 ただし、知識問題(文学史や漢字など)や表現の問題は意味段落などは関係ない。

 

センター現代文の選択肢の作られ方

 センターなので問いには必ず選択肢が存在する。その選択肢にも作り方がありそれを理解してれば、選択肢を切りやすくなる。

 間違っている選択肢の作り方には、主語や時代が間違っているもの、文章と内容が逆のもの、そもそも書かれていないものなど様々なものがある。なので問題を解いたら必ずそれぞれの選択肢がどういう間違え方をしているのかを確認してほしい。

 まずは時間がかかっていいのでしっかりとこの確認作業を行ってほしい。

 

おすすめの参考書

講義系の参考書

・きめる!センター現代文:船口先生が書いている参考書で問題の解き方などが詳しく書いてありすごくおすすめ。船口先生の解き方は小手先のテクニックで解くというようなやり方ではないので、しっかり身に付ければ問題の難易度にかかわらず、点数はとれるようになってくると思います。

問題集

・センター過去問:センターの練習に一番良いのがやはり過去問だと思う。センターは模試などよりはるかに時間をかけて計画して問題が作られているはずなので、センターの練習はセンターでするのが一番だと思う。

・各予備校から出ているセンター問題集:各予備校の模試の過去問が収録されているもので、河合から出版されているものを最初に取り掛かるとよい。センターの過去問だけでも十分(時間的にもたいへんなので)であるが、もっと練習したいならやっても良い。

 

 センターは1科目だけでない(特に国公立)ので他の科目とのバランスに気を付けて計画的に問題集をやってほしい。

 また、解くスピードも大事だが解けなければ意味がないので、まず解けるようになる練習が必要だと思う。