現役理系大学生が教える勉強法

理系の自分の経験などをもとに勉強法を発信していこうと思います。

センター古文の勉強法

 今回はセンター古文の勉強法を紹介していきたいと思います。センター古文はなかなか点数が取れずに悩んでいる人も多いですが、完全な理系な自分も本番で8割取れるようになったので大丈夫だと思います。

 

古文単語

 古文を読む上で、古文単語はやはり重要です。学校などで配られた単語帳を通学時間やちょっとしたスキマ時間を利用してどんどん覚えていきましょう‼

 しかし、センター古文は選択問題なので文中にわからない単語があっても選択肢の文から類推することができるので諦めてはいけません。(単語の意味を問う問題は単語の意味を暗記していないといけない。)

 

文法

 古文にも英語などと同様に文法が存在します。この文法がわかっていないとセンターで点数を取ることはできないと思います。よく単語さえわかっていれば上手く単語を繋げて読むことができるというテクニック的なものがありますが、正直これはセンスなどによって正確性が低下すると思います。論理的思考力が高い人はこのような解き方でも点数が取れてしまうかもしれません。自分は初めからこのようなテクニックに頼ることはおすすめしません。

 では、文法をきちんと理解するにはどうすればいいのかというと、ずばり”何度も確認する”です。これは簡単なことのようで難しいことです。勉強ができる人は教科に限らずこのことをできている人が多いです。

 古文の文法の勉強においてこれは読解問題を解いたときにやっていきます。長文中に出てきた文法をまず何も見ずに意味などを確認していく。解き終わったら問いの正解不正解だけでなく、自分で確認した文法事項も合っているかチェックしていきます。これを続けていくと確かに時間がかかりますが、確実に文法が身に付きます。

 

敬語

 おそらく、多くの人を古文嫌いにさせているのが敬語だと思います。ですが、敬語の勉強も文法と同じように何度も確認していきましょう。敬語の場合、敬語の種類(尊敬語、謙譲語、丁寧語)や敬意の方向などが問われます。まず、種類の識別をしていくのがいいと思います。敬語の種類がわかれば、方向もわかってくると思います。

 最初のうちは時間内に終わらないと思いますが、それでいいです。きちんと理解できていないのにスピードを上げようとしてもなんにも理解できず、時間と体力の無駄になります。生徒の現状の理解レベルも考えずスピードだけを求める指導をする教師はいけませんね。

 

 正直、単語と文法と敬語をしっかり理解できていたら、センターの読解問題は全然解けると思います。なので、文章中に大事な文法や単語、敬語が出てきたらその都度確認していくことが重要です。楽して身につくということは滅多にありません。自分で参考書等を確認してもわからなかった部分は先生に聞きましょう。

 今回の古文の勉強法はこれで以上です。今回はかなり大雑把な説明だったので、今度もう少し詳しい説明をできればしていきたいです。