通訳に聞いたリスニング対策
そろそろセンター試験を意識せざるをえない時期になってきています。
自分はもう大学生なのでセンター試験を受ける必要はないですが、この時期になると「もうちょっとでセンター試験か~」と思ったりします。
なので今回はリスニングについての話をしていこうと思います。
センター試験の英語のリスニングがなかなか点数が伸びずに悩んでいる人はぜひ参考にしてほしいです。
その前に自分はセンター試験の英語のリスニングがどうだったかと言いますと、とても壊滅的な状況でした。本番もたしか6割くらいしか取れてなかったと思います。
正直この点数だと説得力がないので、自分の失敗談と通訳の仕事もやられている人にどうすればリスニングができるようになるかを聞いてきたのでそれらを紹介していこうと思います。
自分の失敗談
自分がまずやっていたのは通学の電車の中での英語教材の聞き流しです。
自分は速読英熟語のCD教材をずっと聞き流していました。10月頃から1月の上旬までの約3か月くらいの期間通学の30分聞き流していたので、休日はあまりやっていなかったですが時間にしておよそ35時間以上は聞き流していました。
その結果点数は30点程度でした。また自分はリスニングの過去問もあまりやっていませんでした。今考えるとこんなんで点数が取れるわけがないよなと思います。
通訳をやっている人に聞いてみると、やはりこれではダメだと言っていました。
では具体的にどのようにすれば良かったのでしょうか。
通訳の人に聞いたリスニング対策
まず英語のリスニングで全く聞き取れない人のほとんどは聞く回数が足りていないことが多いそうです。たしかに自分もリスニングの問題はほとんど解かずに本番に挑んでいました。
しかし自分は35時間以上英語を聞き流していたのにそれでは足りなかったのか。
これについても聞いてみると、聞き流すのは良くないそうです。
全く悪いわけではありませんが、効果が薄いそうです。
なぜなら聞き流しはどんな単語やどんな文法が使われているかわからない状態でただ英語が進んでいるだけなのです。これではなかなか英語を聞き取れるようにはならないそうです。
たしかに普通の小学生が高校生の授業を聞いているだけで高校の授業の内容を理解して大学受験レベルの問題は解けるようにならないですよね。
話されている言語が日本語でもその日本語の単語が知らなかったりすれば、内容も理解できるはずがありません。
ではどのようにすれば良かったのかというと、英語がなかなか聞き取れていない段階ではスクリプトを見ながら音声を聞いていくのがいいそうです。
スクリプトとは読まれている文章の原稿のことで、自分の場合速読英熟語のCDを使っていたので、速読英熟語の本文を見ながら音声を聞いていけば良かったのです。
最初の内は音声だけで聞いてもどの単語がどのように発音されているかわからないので、本文を見ながらのほうがいいらしいです。リスニングは文章なので単語と単語の繋がり方によって音が消えたりする場合もあるので、そういったことを学びながら聞いていくといいです。
また音声はわざわざ購入しなくてもYouTubeなどで英語の動画が見れますし、字幕の付けられるので通学中はYouTubeなどを活用するといいと思います。
そして重要なのがこの方法で多くの英語を聞くということです。日本人の場合、英語が聞き取れるようになるまで英語を何回も聞き続けることができず、途中で挫折してしまう人が多いそうです。
たしかに英語が聞き取れるようになるまでには多くの時間がかかり大変ですが、今からでも遅くはないと思うので、毎日英語を聞くようにするといいと思います。
今後センター試験が廃止されて、英語の4技能が重視されるシステムになるとおそらくリスニングが出来ないと厳しくなってくると思います。今中学生の人や高1の人なども少しずつでいいので毎日英語を聞くようにするといいと思います。
本文を読みながらでも内容もさっぱり理解できるようにならないという人は、単語力や文法力が圧倒的に足りていないか、聞いている文章が難しすぎるかもしれません。前者の場合は一度リスニングの勉強をやめて単語や文法を学び直した方がいいです。後者の場合は単純に簡単な文章を聞くようにしましょう。授業で使っている教科書でもいいですしょう。
他にも聞く教材としてふさわしいのは自分の興味ある内容の教材だと思います。全く興味がないものを聞いても飽きてくるので、YouTubeなどで自分の興味ある話題の動画を探して、それを使うといいと思います。
自分は生物や動物系が好きなので今でも最低1日5分は英語に触れています。
スクリプトを見ながら音声を聞くのに慣れてきたら、シャドーイングやディクテーションをやってみるといいかもしれません。シャドーイングは音声に続いて自分もその文章を音読していくことで、ディクテーションは音声を聞きながら、その分を書いていくことです。
ディクテーションはかなり難しいのでできるようになるまでかなりの時間がかかってしまいますが、シャドーイングはできるようになっていた方がいいです。
自分の経験と通訳の人の話を聞いてみると、やはりリスニングが出来ない人に一番多い原因は聞く回数が足りていないことだと思います。
なので今からでも遅くないので、この記事をみたらすぐにYouTubeなどで英語の音声を探してみましょう。
そしてそれを何回も聞くのです。
何度も何度も聞きましょう。
今回はこれで以上です。
これからも勉強頑張ってください!