暗記のコツ
今回はどうすれば暗記ができるようになるかを話していこうと思います。
自分も記憶力が特別にいいわけでもなく、暗記が得意なわけではなかったですが、やり方を間違えなければ高校受験・大学受験で必要とされる知識量の暗記は誰でも可能だと思います。
では自分がどんなところに気をつけていたかを紹介します。
・スピード重視
暗記をする上で1番大切だと思うのがこれだと思います。たまに覚えようとして1つの単語などをじっくり見ている人がいますが、それよりはどんどんスピードを上げて、単語帳などを何周もした方がいいと思います。
ただここで注意してほしいのは適当に読み飛ばしていいというわけではありません。全体をさらっと見ていくイメージです。最初は大変かもしれませんが、何周もしていると慣れてきます。
また何周もするとだんだん自分がどこがあまり覚えきれていないかなどが分かってくるので、その部分だけノートにまとめたり、じっくり時間かけて暗記したりするのがいいと思います。
最初にじっくり時間をかけるのは良くないと言いましたが、じっくり時間をかけるタイミングが間違っている人がいると言う意味です。
やはり時間をかけなければ覚えられない部分が出てくることがあります。自分がどこを覚えられないかを把握した上でじっくり時間をかけるのはアリだと思います。
・正しい色をつかう
自分はこれも重要なのかなと思います。特に化学ではかなり自分は気をつけていました。
恐らく先生は板書で大事なところは赤か黄色などで書くことが多いと思います。
ただ化学ではいろんな色の物質が出てきますが、それを全部同じ赤で書くのは頭が混乱しやすくなると思います。例えば塩素という気体は黄緑色をしている気体ですから、ノートにも塩素は黄緑色で書くと視覚的にも塩素は黄緑色だとわかりやすくなります。
このテクニックが使える科目は限られてきますが、覚えたいことが自分のイメージではどんな色かを考えてノートを取るのもいいと思います。
自分なら聖徳太子は紫色のイメージがあるので、覚えたいなら聖徳太子を紫色でノートに書くと思います。
ただ、この色分けにこだわりすぎて授業を聞いていないのでは本末転倒なので、そこは程々にしてください。
ノートの色を変えるくらいなら後からでも出来るのであくまで授業を聞くことが優先です。
またこれはノートを綺麗にしたりカラフルにしたりするためにやるのではないので、目的を見失わないようにしましょう。
他にも参考書などにどんどんマーカーや線を引いていってもいいと思います。しかしただやみくもに引くのではなく、自分が覚えられていない部分や苦手な部分などが瞬時にわかるように線を引いていくのがいいと思います。
自分はZEBRAのマイルドライナーが好きでかなり使っています。普通の蛍光マーカーだと目がチカチカするのですがマイルドライナーは色が淡いのであまりチカチカすることもなくかつきちんとどこにマークしてあるかわかりやすいのでおすすめです。
参考書に線を引くのに抵抗がある人は付箋でもいいので、しるしをつけておいた方が勉強の効率も上がるのでどんどん使っていきましょう。
また付箋は紙よりかビニールっぽい素材のだと破けたりしないのでおすすめです。自分はビニールの細い付箋を良く使っていました。
・声に出す、書く
ただ参考書やプリントを黙読するだけでなく、声に出して音読するのがいいと思います。または紙に書いたりするのがいいと思います。
やはり黙って見てるだけではなかなか覚えられないです。声に出すと声に出す時に筋肉を動かしたり、見るのと同時に聞くことをでき、視覚的・聴覚的ないろんな刺激を与えることができ眠くなりにくくもなります。
声に出すのは簡単なことなので、やってなり人はやった方がいいと思います。
また自習室など声が出せないときでも本当に小さい声で音読したり、声を出さなくてもいいので、口だけでも動かすといいと思います。
*あまりおすすめしない方法
・参考書などをまとめ直す
これをやってしまう人は少し考え直した方がいいと思います。
参考書は基本的に綺麗にまとまっているのでそれを自分でまとめるのは時間の無駄だと思います。
自分の使っている参考書が分かりづらいと思うなら別の参考書を探した方がいいと思います。
またノートにまとめたりせず、参考書に追加したいことがあれば参考書に直接書き込んでいくことをおすすめします。情報は1つの参考書にまとめて書いてある方が勉強がしやすいです。
また赤シートを使った暗記もありますがこれは科目によって良し悪しがあると思います。単純に知識の暗記だけで点数が稼げる科目ならいいと思いますが、理解が伴う科目にはあまり向かないと思います。絶対にダメだということはないですが、そういう科目は赤シート勉強法だけだと点数が途中で伸びなくなってきます。
今回はこれで以上です。暗記は退屈な作業になりがちですが、将来仕事をするにしてもどんな仕事でも何らかの知識を覚えておかなくていけないと思うので、頑張ってください。